2025年04月16日
帝京大学理工学部情報電子工学科教授 蓮田裕一の研究室に所属する学生とロボットサークルロボラボのチームが、2025年4月13日(日)に開催された第16回国際イノベーションコンテスト(iCAN’25)国内予選会において第2位を受賞し、第1位の青山学院大学とともに世界大会日本代表に選抜されました。
iCAN’25はMEMSデバイスを用いたアプリケーションを提案し、試作した成果を競う国際コンテストで、日本予選会を経て上位チームは世界大会に派遣されます。本チームの研究テーマは「感染症を媒介する蚊やハエのオートサンプリングマシン」です。年間70万人の命を奪うマラリアやデング熱を媒介する蚊を誘引捕獲するサンプリングマシンに、AI物体検出機能を搭載しました。原子力発電所と同等の監視システムにより研究調査者に衛生害虫の出現と、炭酸ガス濃度?温湿度?照度などの環境値をリアルタイムに送信します。国内予選会ではロボティクスとAIが融合した技術が審査員から絶賛されました。さらに完成度の高さから、商品化をすすめられるなど高い評価を得ました。
世界大会開催は2025年10月に香港で開催されます。
蓮田研究室とロボラボの今後のロボティクス?AI製品の開発と世界大会での活躍が期待されます。
国際イノベーションコンテストのホームページはこちら
鈴木宏都さん(情報電子工学科3年)
東藤弘樹さん(機械?精密システム工学科2年)
コーチ:蓮田裕一教授?田山智洋技術職員